用語集
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ユーティリティ
直訳すると「役に立つこと、有益なもの」という意味。住宅などで使う場合ユーティリティルームの略で、洗濯機・乾燥機・アイロンなどの家事作業場として使われる部屋のこと。
ユニットバス
床・壁・天井・浴槽などを工場生産し、現場で組み立てる浴室の事。防水性の高いプラスチックなどで、天井や床、壁を一体にして作り上げる。一般的にユニットバスというと、賃貸アパートなどで多く見られる3点ユニット(バス・トイレ・洗面)の事を指す場合があるが、バスのみでももちろんユニット式はある。
ユニット家具(ゆにっとかぐ)
組み立て式家具、または組み合わせ式家具。それぞれが統一されていて組み合わせて利用できる。
ユニット工法(ゆにっとこうほう)
部屋単位を箱型の基本単位(ユニット)としてあらかじめ工場で生産し、現地でひとつの住宅に組み立てる工法のこと。材料により鉄骨ユニット・木質ユニットに分類される。工場内でつくられるユニットは精度が高く、くるいが少ないため構造計算通りの家が短い工期で出来上がる。
ユリアフォーム
断熱材の一つで、独立気泡を含ませたユリア樹脂からなる液状プラスチック。現場発泡でスプレー吹きが可能なのでリフォームにも適している。
床スラブ(ゆかすらぶ)
材木の平板や石板のこと。マンションでは、鉄筋コンクリートの床版のことを床スラブという。建物の構造強度を確保するという点では、スラブ厚は12〜15cm程度でも安全。床スラブが厚いほど遮音性や耐震性でのメリットが得られ、最近は18〜22cm程度が一般的になってきた。高級マンションになると25〜30cmを確保しているケースもある。
床下換気口・床下換気孔(ゆかしたかんきこう)
建物の基礎に設置されている換気口のこと。床下の風通 しを良くし湿気を防ぐ目的をもっており、建築基準法では壁の長さ5m以内に1箇所以上設けるよう定められいる。小動物の侵入を防ぐためにスクリーンを付けるのが一般的だが、通風を促すファンが付いている場合もある。
床下収納(ゆかしたしゅうのう)
キッチンなどの床下に設ける収納スペースのこと。缶詰やビン類など長期保存可能な食物を保存する場合が多い。表面は床材と同じ仕上げの蓋を開閉して使うのが一般的。収納したことを忘れないよう注意。
床下防湿施工(ゆかしたぼうしつせこう )
基礎を高くとり、床下全面に防湿コンクリート層や防湿フィルムを設けることで、地面からの湿気の侵入を防いで家の耐久性を高める施工のこと。
床高(ゆかだか)
床の面から真下の地面までの高さのこと。建築基準法上45cm以上が必要。
床束(ゆかづか)
床にかかる荷重を地盤に伝えるための短い柱のこと。床の大引きを支えるのが「床束」、小屋組みに使われるのが「小屋束」。断面寸法が9cm角ほどで、90cm間隔で設置され、最近では、プラスチックや金属製のものもある。
床暖房(ゆかだんぼう)
床下に発熱体を設置することで下から部屋を温める暖房のこと。温水を循環させる温水方式と電気発熱体を使用するタイプがあるが、電気式の方がコストが安い。
床面積(ゆかめんせき)
建築物各階の、区画の中心線で囲まれた部分の水平投影面積のこと。簡単に言うと建物のフロアごとの面積。吹き抜けは限りなく吹き抜けているので、もちろん床面積には入らない。
雪見障子(ゆきみしょうじ)
採光や眺望を目的に腰高までガラス板をはめ込んだ窓の事。透明ガラスの室内側に上下にスライドする紙貼りの障子が付いているので、目的に応じて、スライド幅を調整できるのが便利。
輸入住宅(ゆにゅうじゅうたく)
住宅の主要建材を海外から輸入して建てる住宅のこと。一軒の住宅に必要な部材や資材の半分以上を輸入し、その国と同じ仕様や建て方で建てるものを輸入住宅としている。アメリカ、カナダを中心とする北米系の2×4住宅と、スウェーデン、フィンランドなどのパネル工法住宅が主流。