用語集

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スキップフロア

床の高さを半階ずつずらして、配置する住宅の建て方のこと。実際の面積以上の広がりが感じられ、開放的な室内空間になる、変化のある室内空間が得られる。

スタッコ吹き付け(すたっこふきつけ)

砂粒状の骨材の入ったスタッコ材を厚く吹き付けて凹凸面を作る仕上げのこと。耐久性、不燃性、耐水性に優れる。凹凸の凸面をコテで押さえて一部を平面にする「スタッココテ押さえ」仕上げもある。

ストレーナー

流量計の入口側に設置して計量液中に混入する固形異物を捕捉し、流量計を保護する装置のこと。水道管内の細かいゴミ等を取り除く為に付ける。

スパン

構造物を支持する柱間の支点間の距離のこと。長いスパンを支えるためには、強い張力を持つ梁(はり)が必要になる。

スライディングウォール

可動式間仕切りのこと。家族構成や生活様式の変化に応じてキッチンやダイニング、リビングなどを仕切ることができる。アパートマンションの場合、家族向けだった2DKを一人暮らし向けに1LDKへなどの変更が簡単に出来る。

スラブ

床版のこと。鉄筋コンクリート造りにおいて、上階と下階の間にある構造床を指す。スラブの厚さは20cm以上が理想的とされ、厚みがあるほど遮音性が高い。

スレート葺き(すれーとぶき)

屋根葺き材として使用される石質の薄い板状のもの。 厚形スレートの平形、和形、S形、ヨーロピアン、スパニッシュがあり、波形石綿スレートがある。

スロープ

バリアフリーのひとつで、車椅子の利用者や幼児、高齢者が通りやすいように段差が生じる部分を傾斜面にしている場所。段差でのひっかかりを失くし、雨や雪の日に滑る危険性を防げる。スロープ幅は90cm以上、勾配は1/12以下が望ましいとされている。

筋交い(すじかい)

柱と柱の間に斜め、もしくはたすきがけに渡す補強用の角材のこと。軸組間に対角線に入れることでで、台風や地震など外から加わる力に対し、建物の軸組みを強くする。軽量鉄骨造の筋交いに相当するX形の棒鋼はブレースという。

隅柱(すみばしら)

建物の隅部にある柱のこと。木造軸組工法では、通し柱になることが多い。

捨てコンクリート(すてこんくりーと)

基礎コンクリートを作る前に、地盤の上に打設されるコンクリート。地盤の上に人工的に作られた新しい水平面。

水源地域対策特別措置法 (すいげんちいきたいさくとくべつそちほう)

ダム又は湖沼水位調節施設の建設によりその基礎条件が著しく変化する地域について、生活環境、産業基盤等を整備し、あわせてダム貯水池の水質の汚濁を防止し、又は湖沼の水質を保全するため、水源地域整備計画を策定し、その実施を推進する等特別の措置を講ずることにより関係住民の生活の安定と福祉の向上を図り、もつてダム及び湖沼水位調節施設の建設を促進し、水資源の開発と国土の保全に寄与することを目的とした法律。

水資源開発基本計画(フルプラン)

水資源開発促進法に基づいて、産業の発展や人口の増加に伴い、上水道や工業用水道などの水需要の大幅な増加が予想される地域の河川(水系)について策定される水資源の開発と利用の合理化に関する総合的な計画。水資源開発水系としては、現在、利根川水系、荒川水系、豊川水系、木曽川水系、淀川水系、吉野川水系、筑後川水系の7水系が指定されている。
「水の需要の見通しと供給の目標」、「施設の建設に関する基本的事項」、「その他の重要事項」、が記載されている。

水性ペイント(すいせいぺいんと)

水性の塗料。塗りやすく安価だが耐久性は劣る。

水栓金具(すいせんかなぐ)

蛇口。浴室用、キッチン用、洗面用と用途別に用意されている。お湯と水とを1つの吐水口から出す混合水栓が一般的。

水頭(すいとう)

水の持つエネルギーを水柱の高さに置き換えたもの。水の単位重量あたりのエネルギーということもできる。エネルギーには位置エネルギー、運動エネルギー、圧力エネルギーがあるが、これを高さに置き換えたものをそれぞれ位置水頭、速度水頭、圧力水頭という。

水道モニター(すいどうもにたー)

水道局の広聴活動の一環として、住民の意見等を聞くことを目的に、水道使用者の中から、公募により毎年100名を選び、アンケート・連絡会・レポート報告等により意見・要望等を聞いている。

水道需要(すいどうじゅよう)

水需要のうち、水道に対して生じるもの。都市の中では、家庭や事務所や工場など様々な所で水の需要が発生している。水需要は、水道、工業用水道、地下水及びこれらの循環利用等によってまかなわれている。

水理計算(すいりけいさん)

各水栓金具までの、所要水頭を満たしているかの水圧計算のこと。戸建住宅の場合は、行わない場合がほとんどだが、3F直結給水や、2世帯住宅などで水栓数が多い時に水理計算が必要にとなる。

墨出し(すみだし)

工事の進行に必要な線・形や寸法を建材に表示すること。一般に大工が墨つぼを用いて墨で表示するところから墨出しといわれている。現在ではレーザー式の隅だし器も使われている。