用語集
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シート防水(しーとぼうすい)
シート状になっている防水材を張って防水すること。材質には合成ゴム、アスファルトルーフィング、塩ビなどがある。
シーラー
コンクリートや木材、ブロックなどの下地処理に使われる主材を現存下地に密着させることを目的に吸い込みの激しい下地に塗装して吸い込みをおさえる役割を果たす塗料のこと。
シーリングライト
天井に取り付ける照明器具のこと。
シーリング材(しーりんぐざい)
建築物の部材間の接合部の隙間や目地に流し込んで、水や外気の浸入を防ぐことができるペースト状の材料の総称。
シールパッキン
雨水桝等と塩ビ管の接合部分に取り付けるゴムのリング。
ジェットバス
気泡浴槽。噴流化した気泡を発生させて、泡の刺激で心地よい入浴を楽しめる。
システムキッチン
流し台、レンジ台などを統一デザインにして、ワークトップで一体成型した作業台+収納棚のこと。どのようなスペースにも対応できるように、キャビネットサイズは多様で、素材、色も豊富。
システム洗面化粧台(しすてむせんめんけしょうだい)
収納棚や鏡などのユニットを好みに合わせ組合せることのできる洗面化粧台。 なんでもシステムをつければいいと思っているようだ。
シックハウス症候群(しっくはうすしょうこうぐん)
新築の住居などで起こる、倦怠感・めまい・頭痛・湿疹・のどの痛み・息苦しさ・吐き気・食欲不振・アトピー性皮膚炎・ぜんそくなどの呼吸器疾患などの症状があらわれる体調不良の呼び名。家屋などの接着剤や塗料などに含まれる有機溶剤、防腐剤、ま揮発性有機化合物(ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・トルエン・キシレンなど )に影響されているものと考えられている。
シマジン
農薬の一種で最も一般的な畑作除草剤。一年生雑草に使用され、性状は白色結晶で、水には不溶。
ジャグジーバス
ジェットバス。浴槽の床面や側面の穴から気泡を含んだ噴流が勢いよく出る浴槽のこと。振動波と水流により、マッサージ効果があると言われ、露天風呂のように屋外に設置される場合もある。
ジャロジー
ガラス窓の一種で細長いガラスの板をガラリのように重なり合わせたもの。浴室やトイレ、洗面所の小窓として用いられるのが一般的で羽根を開閉することで全開状態にできる。
シングルレバー混合水栓(しんぐるればーこんごうすいせん)
水とお湯をひとつの蛇口から出す水栓。レバー1本で吐水・止水・水量・湯の温度調整の操作を行う。レバーを左右に動かすと湯温調節、上下に動かすと水量調節が可能で、シンクで多く見られる。
仕様書(しようしょ)
図面に表現できない細かい事柄をまとめた、工事指示書のこと。部品や材料のメーカーなどを指定する。
市街化区域(しがいかくいき)
すでに市街地を形成している区域及びおおむね10年以内に優先的、計画的に市街化を図るべき区域。都市計画区域のうち、既に市街地になっている区域や公共施設を整備したり面的な整備を行うことにより積極的に市街地をつくっていく区域。用途地域の指定を行い土地利用を規制することによって、良好な都市環境の市街地の形成を目的とする。
市街化調整区域(しがいかちょうせいくいき)
市街化区域とは反対に、市街化を抑制する区域。この区域では、開発行為は原則として抑制され、都市施設の整備も原則として行われない。つまり、新たに建築物を建てたり、増築することが出来ない地域となる。ただし、一定規模までの農林水産業施設や、公的な施設、および公的機関による土地区画整理事業などによる整備等は可能である。既存建築物を除いては、全般的に農林水産業などの田園地帯とする事が企図されている。市街化調整区域は、国土の10%ほどを占めている。
支柱工事(しちゅうこうじ)
浄化槽の上をカースペースとする場合に行うコンクリートの支柱工事。
次亜塩素酸ナトリウム(じあえんさんなとりうむ)
次亜塩素酸のナトリウム塩。次亜塩素酸ソーダとも呼ばれ、強アルカリ性である。希釈された水溶液はアンチホルミンとも呼ばれる。井戸の水質が悪く、そのままだと飲用に適さない場合に滅菌装置を設置して次亜塩素酸ナトリウムにより消毒する。
自然換気(しぜんかんき)
換気扇などの機械を使わずに排気口や窓を利用し、自然の力を用いて行う換気のこと。風力換気と重力換気があり、風力換気とは風圧によるのことで、重力換気は室内外の温度差による空気の重さの違いで煙突効果が起こることにより行われる喚気。
自由地下水(じゆうちかすい)
土粒子間を自由に動き回ることが出来る水。自由水面をもつ地下水を自由地下水という。
軸組(じくぐみ)
伝統木造住宅を建てる上で、最も重要となる構造。木組とも呼ばれる。屋根・床の荷重を支え基礎に伝え、壁体の骨組みの役目も果たす。
湿式工法(しっしきこうほう)
水を加えて練り混ぜた材料を乾燥・硬化させ仕上げる工法。
漆喰(しっくい)
消石灰(水酸化カルシウム)を主原料とし、水と砂などを混ぜて練り上げた塗り壁の材料のこと。消石灰は校庭の白線で使われているアレ。
実施設計(じっしせっけい)
施工に必要な図面を作成する業務のことで、工事内容を確定することができる設計。
斜線制限(しゃせんせいげん)
建築物の各部分の高さに関する制限のこと。建築物を真横から見たとき、空間を斜線で切り取ったようになることから、斜線制限と呼ばれる。通風、採光等を確保し、良好な環境を保つことが目的である。主な斜線制限には、道路斜線、隣地斜線、北側斜線や日影規制などがある。なんでもかんでも制限したくなるのが典型的な日本人。
遮音材(しゃおんざい)
音が外部から、または外部へ伝わるのを遮る材料。
取水制限(しゅすいせいげん)
異常な少雨や涸渇などによってダムその他の淡水を蓄える施設の貯水量が減少した時に、河川に流す水量を制限する事。水道の確保は日常生活や産業と直結する為、これ以上の降雨が見込めない場合や、一定の貯水量以下に下がった場合に全国の各管理水道局の判断によって取水量を下げ、使われている無駄な水量を減らす狙いがある。貯水量の基準がさらに下がった場合、断水という措置になる場合もある。なんでもかんでも制限したくなるのが・・・以下自粛。
受水槽(じゅすいそう)
集合住宅や学校などに設置されており、1つの建物で多くの水量が必要な箇所に設置する貯留庫。各建物所有者の管理下におかれる。戸建住宅の場合、給水管の引き込み口径が細く水圧不足の恐れがある場合等は、一日最大使用水量の1/2の受水槽タンクを設けて、蛇口を開けると自動的にポンプにて圧送します。
収納ベッド(しゅうのうべっど)
ベッドを使用する時のみ出現し、使用しない時間は壁や天井に収納できるタイプのベッド。布団を敷く手間や、ベッドを置くスペースを省けるので、狭い部屋に向いている。
集水埋管(しゅうすいまいかん)
河川の底に多孔形集水管(多数の孔のあいたコンクリート構造の管渠)を埋設し、伏流水を取水する施設。
集成材(しゅうせいざい)
いくつかの小割りの部材を組み立て、あるいは貼りつけて一つの機能を持たせた複合構成材。
住宅金融公庫(じゅうたくきんゆうこうこ)
かつて存在した国土交通省・財務省所管の特殊法人・政策金融機関。2007年3月31日に廃止され、4月1日より独立行政法人住宅金融支援機構に業務が引き継がれた。住宅向けの低利長期の融資を行う目的でつくられた。
深夜電力(しんやでんりょく)
夜間に使われる電力。夜間の電力は昼間より安価なので、それを利用した電気温水器などが開発されている。
真壁(しんかべ)
日本の伝統的な建築方法で、木造軸組が室内にむき出しになっている壁のこと。構造部の木材が空気に触れるので、温湿度の調整がしやすく、家の耐久性が良いと言われている。逆に柱を露出させない壁を大壁と呼ぶ。
芯材(しんざい)
樹木の中心に近い部分を使った材料。
人造大理石(じんぞうだいりせき)
人工的に作られた大理石風の素材で大理石の粉末を固めて作られたものや、アクリル樹脂などを合成して石状にしたものがある。耐衝撃性や耐久性にすぐれているため、キッチンのワークトップや洗面台、浴槽などに使われている。
人体系家具(じんたいけいかぐ)
家具を機能ごとに分類した時の一類で、ベッドや椅子のように、寝たり座ったりして、人体を直接支える家具のことを指す。
竣工検査(しゅんこうけんさ)
工事が完了したときに設計・契約通り出来ているか、施主と工務店が立ち合いのもと行われる検査。
循環利用(じゅんかんりよう)
排水を処理し水洗トイレ等の雑用途として再利用すること。
処理対象人員(しょりたいしょうじんいん)
建築基準法施行令の規定に基づき処理対象人員の算定方法により算定したもので、浄化槽の処理能力を表す。
書院(しょういん)
本格的な和風住宅で、床の間と縁側との間に設ける窓形式の座敷飾りのこと。古くは僧侶や貴族などの書斎や学問所、または造り付けの机を意味した。近世初期の武家屋敷の接客空間の建築様式である「書院造り」を省略して書院ともいう。
省エネルギー住宅(しょうえねるぎーじゅうたく)
高断熱化や高気密性に優れ、冷暖房によるエネルギー消費を少なくした住宅のこと。太陽熱や風力・地熱などを利用して照明・給湯・冷暖房などに使用する。
上棟式(じょうとうしき)
棟上げともいい、建物の最上部の部材を取り付け、事故の無いよう祈願する儀式的な意味と、大工さんや職人さんとのコミュニケーションを図るという目的がある。
浄化槽(じょうかそう)
生活排水を浄化する装置。浄化槽はバクテリア等の働きにより汚物を分解、酸化させている。放流水質を保つには適切な保守点検・清掃維持管理が必要。建築物・道路などに近接して設置する場合は、それらの土圧から浄化槽を保護するために周りに壁を造る。
色度(しきど)
水中に含まれる溶解性物質及びコロイド性物質が呈する類黄色又は黄褐色の程度を数値で表したもの。
新京壁塗り(しんきょうかべぬり)
和室の左官壁で、色付き砂壁状の塗り壁。京都郊外の色土を用いたことから「京壁」といわれるが、現在は化学的につくられたもので塗っているので、「新」がついている。
地袋(じぶくろ)
脇床や壁の最下部、床板に接したところに設けられる小型の戸棚のこと。
地鎮祭(じちんさい)
建築工事に先立ち、その敷地を祓い鎮め、敷地の安定と工事の安全を祈願する祭事のこと。施主と工事関係者が参会し、お供物として、野菜や酒、魚、塩、米などを揃え、神主が儀式を進めるのが一般的。 鎮め物はくれぐれも持ち帰らないように。
直床工法(じかゆかこうほう)
コンクリートの上に、カーペットやフローリングなどの仕上げ材を直張りする床工法。
直張り(じかばり)
接着剤などを用いて下地材に直接張りつける方法。カーペットなど。